電気通信施工管理技士

1級電気通信施工管理技士

施工計画 -労働基準監督署長への届出が必要な作業-

工事開始の30日前までに届出が必要な工事(労働安全衛生規則 第90条 抜粋)1. 建築物・工作物関連高さ31mを超える建築物または工作物(※橋梁は除く)の建設、改造、解体、破壊2. 橋梁関連最大支間が50m以上の橋梁の建設、改造、解体、破壊...
1級電気通信施工管理技士

施工計画 -建設工事に関する主な申請書と提出先-

1. 道路関連申請書名提出先内容根拠法令道路使用許可申請書所轄警察署長道路での工事や作業など、一時的な交通支障を伴う場合道路交通法第77条道路占用許可申請書道路管理者(国交大臣・知事・市町村長など)電柱・通信線・看板等の恒常的な占用道路法第...
1級電気通信施工管理技士

施工計画 -原価管理の目的と基本方針-

1. 原価管理の目的と基本方針原価管理の目的は、受注金額(契約金額)以下のコストで、より高い価値を実現し、適正な利潤を確保することである重要なのは、発注者の要求事項を無視して利益を出すのではなく、 → 経済性・品質・顧客満足の両立を図る管理...
1級電気通信施工管理技士

施工計画 -施工計画立案時における事前調査-

1. 事前調査の基本的な区分施工計画を立案するにあたり、事前調査は次の2つに大別される:【契約条件の確認】工事内容契約条件請負代金の支払条件不可抗力による損害の取扱い※これらはすべて**契約書等に基づく「契約上の取り決め」**であり、現場条...
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施工計画 -施工計画の作成にあたっての留意事項-

1. 計画の基本的視点施工計画は、以下の基本方針を総合的に考慮して作成すること: ・契約条件 ・現場条件 ・全体工程 ・施工方法 ・工事の目的・内容 ・契約書、発注図面、工事仕様書など発注者の要求品質を確保しつつ、安全を最優先に、経済的な工...
1級電気通信施工管理技士

工事施工 -防火区画の貫通部における施工-

1. 金属管の貫通処理防火区画を金属管が貫通する場合、以下のいずれかの方法で施工する金属管と壁等との隙間に、モルタルまたは耐熱シール材等の不燃材料を充填する 金属管と壁等の隙間にロックウール保温材を充填し、標準厚さ1.6mm以上の鋼板で押え...
1級電気通信施工管理技士

工事施工 -あと施工アンカーの施工-

1. 施工前準備(墨出し)施工図を確認し、鉄筋・配管などの既設構造物と干渉しない位置を選定する母材に十分な厚み(かぶり)を確保して穿孔可能な場所を選定する鉄筋探査機等を使用して、埋設物の有無を確認する2. 穿孔(孔あけ)穿孔は、施工面に対し...
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工事施工 -受信アンテナの施工-

1. 地上デジタル放送(UHFアンテナ)UHFアンテナの方向調整は、以下の指標を確認しながら行う: → BER(ビット誤り率)、MER(変調誤差比)、受信電界強度(出力レベル)受信品質が不安定な場合は、 → アンテナを水平方向や垂直方向に複...
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工事施工 -電気通信機器等の耐震施工(屋内)-

1. 設置原則機器の設置は、原則として床置きとし、天井つりや壁掛けは極力避けること機器は、建物の床スラブにアンカーボルト等で堅固に固定することやむを得ず天井つり・壁掛けを行う場合は、 → 設置構造の強度および機器の質量・構造に十分配慮するこ...
1級電気通信施工管理技士

工事施工 -金属製ケーブルラックの施工(屋内)-

1. 接地工事金属製ケーブルラックには、配線される電路の電圧に応じた接地工事を行うこと。使用電圧が 300V以下 の低圧ケーブルの場合: → D種接地工事(接地抵抗100Ω以下)使用電圧が 300Vを超える場合 で、下記いずれかに該当する場...